3週間の入院
通院可能であれば2週間で退院ですが、遠方だったため3週間入院した。
2週間目から退院の日までは毎日リハビリが続く。時々MRIと採血があるが日々単調である。
傷口は全く痛くないが、首の可能域は完全に狭まっていて振り返ると痛みが走る。
年内はコルセットをつけて生活するようにとの指示があり、寝る時もコルセットをつけたまま生活するよう指導を受ける。
退院手続き
土曜日昼食を食べてから退院となった。午前中入院費を清算。
難病手帳は手元に届いておらず、保険限度額証の部分だけ割引になった。
入院費用は手術代合わせて60万円。生命保険を申請すれば同じ金額が戻ってくる。
あとは地元の役所に行って指定難病受給者証のルールに基づいて事務的処理を行うだけだ。
入院費の大半は食事代と差額ベット代金。生命保険に加入していればここも全然カバーできますので加入している保険の付帯条件は事前にチェックが必要です。
難病情報センターのホームページを貼り付けます。
https://www.nanbyou.or.jp/entry/5460
手術後書類を医師から記入してもらえれば給付金を受け取れます。
入院荷物は院内にある売店から宅配便でおくりました。
最小の手荷物をカバンに入れて退院。
最小の荷物でもさすがに重く感じます。もし付き添いしてくれる人がいれば絶対来てもらったほうが良い。新幹線で地元へ戻りましたが、東京駅の人混みは恐怖を覚えます。もしぶつかられたら…とおもうと端っこをゆっくり歩いて新幹線にのりました。
2時間10分ほど新幹線にのり、普段なら在来線で最寄りの駅へ向かうのですが、タクシーで帰宅しました。
税理士さんによっては公共交通機関以外でも申告の際医療費関係と言う事で処理してくれるかもしれません。
◎入院にかかわるあらゆるレシートは保管しておいてください。
当初3人部屋を希望していましたが、空きが無く偶然同じ金額で個室に入ることができました。これは本当にストレスなくとてもよかったです。
入院→手術までの感想
◎必ず複数の病院で診察してもらったほうが良い。
◎ネット上やマスコミ雑誌などを見て評価が高い病院を選定する。
◎手術は場数を踏んだお医者さんが良い。手術痕の痛みと術後の経過が全く違う。
◎特定疾病受給者証と健康保険限度額適用認定証は余裕をもって事前に入手の事。
◎加入している保険の内容確認、不足であれば強化する。
◎内臓疾患ではないのでふりかけや漬物、醤油などは必ず必要。
◎個室以外はテレビを見るためのイヤホンが必要。
入院中の10月22日天皇陛下即位正殿の儀が行われ、病室から礼砲が聞こえました。
事前にネットで調べた苦痛は少なくこの病院を選んで正解でした。
後縦靭帯骨化症について詳しく書いている方がいらっしゃるのでアドレスを貼り付けます。https://www.dipex-j.org/chronic-pain/topic/mansei/shindan/1183.html
この記事を読むと同じ病気の方は少し落ち込むかもしれません。私は割と早い段階で手術を決めました。この病気で死ぬようなことはありません。早めに手術をすれば日常生活にさほど支障はありません。
首の手術ですので怖いですが、しっかりとした医師のもとであれば安心できます。
ここから私のこの病気の日記術後が始まります。
手術から半年経ちました。いまコロナが流行しています。私が住んでいる地方から東京に限らず移動するのは少し不安です。3月の診療予約を4月にずらし、さらに6月へと予約変更しました。
手術痕は表面上痛くありませんが、しばらく通院せず、患部のマッサージも控えるよう指示されています。少し重さと首の付け根が疼くかんじがあります。
地元の整形外科にて簡単なマッサージを受けていますが、多少緩和されるていどです。
ブログ更新は不定期になりますが、体に違和感があった時その都度更新してゆきます。
同じ病を抱えている人の参考に少しでも役立てば幸いです。